平織

ファイユ

ファイユとは

ファイユは、横畝が特徴の平織物で、経糸(たて糸)を高密度に配列して織り上げた絹織物、またはこれに類する織物を指します。ファイユクレープとも呼ばれ、横畝の太さはタフタより太く、グログランより細かいのが特徴です。名称の「ファイユ」は、フランス語で「断層」を意味します。もともとは絹織物でしたが、現在ではアセテート、レーヨン、キュプラ、その他の合成繊維を用いることが多くなっています。一般的に、ファイユの横畝の幅は約0.5mmといわれており、その他の代表的な横畝織物では、グログランが約1mm、オットマンが2mm以上といわれます。

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