農家と一緒に、
種から始まるオーガニックへの取り組み


ORGANIC FIELD®(オーガニックフィールド)は、種の選定から綿花栽培、糸の生産までをオーガニックのプロセスでスタイレムが管理することで、トレーサビリティが確保されたコットンです。

農地のオーガニック化は、手間がかかることに加えて、短期的には収穫量の低下といった負担が農家にかかります。 そこで、スタイレムはインド企業のNSL社とパートナーシップ協定を結び、1年目のイン・コンバージョン(IC1)から農家と取り組むことで支援を行っています。さらに労働者の健康や土壌を有害な化学物質から守ることで、労働環境と自然環境の改善に取り組んでいます。

農家がオーガニック栽培へ移行しやすい環境を整えていくことで雇用を創出、地域社会の発展に貢献していきます。ORGANIC FIELDを通じて持続可能なサプライチェーンを構築し、携わるすべての人たちに明るい未来を提供したいと考えています。

[ our partner / NSL Group ]
インド中南部のテランガーナ州ハイデラバードに本社があるNSLは、1970年代半ばにM.PRABHAKAR RAO氏が種苗メーカーとしてスタートしました。 綿花生産においては、インド最大規模の種苗メーカーの強みを活かして農家と取り組み、約8,000haの農地で生産しています。綿花の栽培から紡績、織布、加工までの一貫生産体制を確立し、トレーサビリティを確保しています。